アパホームの外壁タイル落下:住民がアパホームなど提訴 神戸・三宮

  • 6 年前
耐震偽装マンションで外壁はく落
【耐震強度偽装問題】2005年11月以降、アパグループなどのマンションやホテルで、地震に対する安全性などを記した構造計算書の偽造や、建物の強度不足が全国的に判明。神戸では07年5月、「アパタワーズ神戸三宮」などで耐震強度偽装が発覚した。神戸市の調査で、建物全体の十数%に当たる約500の部材で、鉄筋の量が足りないなどの強度不足が分かり、14年4月にマンションの耐震補強工事が完了した。

→「(築11年9カ月)時点で外壁全体の約15%に問題が見つかった」
訴状によると、施工側はタイルはく落や浮きについて「経年劣化」と説明。住民側は1級建築士ら複数の専門家の調査を基に、(1)タイルに塗ったモルタルの吸着力を高めるため、下地のコンクリートに細かな傷を施す「目荒らし」をしていない(2)下地の清掃処理が不十分(3)モルタルが固まる前に乾き硬化不良(ドライアウト)を起こした-などの施工不良が原因とする。
住民側は専門家の意見を踏まえ「築10年後のタイル劣化が3~5%であれば経年劣化と判断できるが、同マンションは10%以上に上り、経年劣化とは到底言えない」と訴えている。

耐震偽装マンションで外壁はく落 住民提訴へ 神戸・三宮 :
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010796351.shtml
→神戸・三宮の高層マンション「アパタワーズ神戸三宮」(20階建て、249戸)

20階建ての外壁タイル落下 住民がアパホームなど提訴:
http://www.asahi.com/articles/ASKD73H7PKD7PIHB005.html