婚外子平等に自民保守が反発

「最高裁に従う必要なし」。婚外子相続をめぐり、自民党保守派議員が反発を強めている。野党３党は１１月５日午前、政府に先立って民法改正案を参院に共同提出した。結婚していない男女間に生まれた子（婚外子）の遺産相続分を、法律上の夫婦の子（嫡出子）の半分とする規定を削除する内容。９月に最高裁が出した「婚外子の相続格差は違憲」という判決を受けてのものだ。政府も同様の民法改正案を今国会で成立させたいとしているが、自民党内には「伝統的な家族制度を崩壊させる」という意見が根強く、党側の了承が得られていない。自民党法務部会は「家族制度に関する特命委員会」を新たに設け、「家族制度維持」のための具体策を検討、保守派議員の理解を得たいとしている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131103/k10015770071000.html

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