20140821郡山の仮設住宅でエアコン清掃 福島

  • 10 年前
長引く仮設住宅での暮らしを、少しでも快適に過ごしてもらおうと、ボランティアの若者たちが、郡山市にある仮設住宅で、エアコンや換気扇の清掃を行いました。
作業にあたったのは、被災者の支援活動にあたっている、郡山市のNPO法人と、活動に賛同して参加した、仙台市の大学生ら、およそ20人です。
21日は、一部が避難区域になっている川内村の住民が暮らす、郡山市の仮設住宅に集まり、作業手順を打ち合わせた後、複数のグループに分かれて、担当する部屋に向かいました。
そして、エアコンのフィルターや網戸を取りはずして、水を噴射する機器を使ってホコリをとったり、換気扇にこびりついた油汚れを、洗剤できれいに落としたりする作業にあたりました。
この取り組みは、仮設住宅での暮らしが4年目に入り、「エアコンの効きが悪くなった」とか、「高齢者ばかりで掃除が難しい」といった声を受けて行われました。
お年寄りたちは「快適になって、本当にありがたい」などと、若者たちに感謝のことばをおくっていました。
取り組みを企画した、NPO法人「コースター」の坂上英和代表は「避難生活も4年目に入り、仮設で暮らす人たちの要望も変化しているので、どんな支援を求めているのか、よく耳を傾けて、皆さんに喜ばれる活動を展開していきたい」と話していました。

08月21日 13時05分

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